6月30日天笠啓祐さんの『食べ物と放射能」公開講座を開きました

6月30日に、天笠啓祐さんによる公開講座「食べものと放射能」を開催しました。
会場の田無公民館視聴覚室はほぼ満席!
神奈川県や埼玉県からご参加くださった方もいて、総勢60名ほどとなりました。

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天笠さんのお話は、ジャーナリストとしての長年の取材に基づくもので、放射能が健康を害するしくみから、内部被ばく・不均一被ばく・低線量被ばく・晩発性放射線障害といった問題、恣意的に許容量が変えられてきた歴史などにも及び、具体的で、非常にわかりやすいものでした。

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なかでも、TPPをはじめとして、さまざまな面で食の安全が脅かされている現状の指摘、放射能と有害化学物質の複合汚染への警鐘は、遺伝子組み換え食品や電磁波に関するお仕事でもしられる天笠さんならではのお話でした。

温かなお人柄が伝わってくる天笠さんの笑顔と、もりだくさんの内容。
充実の2時間でした。

天笠さんのお話の後、来場していた山田真さんから、
「子ども被災者支援法」をめぐる問題、
福島県民健康管理調査の結果から考えられる放射能の影響についての報告もありました。

今回の公開講座は、私たちあるびれおのメンバーにとっては、
測っていくことの意味をあらためて考える、よい機会となりました。
また、来場されたみなさんからは熱心な質問もあり、
測ってほしい、測った数値を知りたい、という方が多くいらっしゃることを、
心強く感じました。

公開講座は秋にも予定しています。

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