環境省の放射能汚染土「再生利用」に反対します

2022年の暮れに新宿御苑など首都圏の3カ所に福島の汚染土持ち込み計画が浮上したことはご存知の方が多いと思います。福島の汚染土というのは次のようなものです。2011年3月の東日本大震災によって東京電力福島第一原発事故が起こり、大量の放射能が漏出して飛散し、それが雨によって地上に落下、東日本が広く放射能汚染されました。とりわけ汚染の強い福島の浜通り、中通りなどで国は線量を低くするため表面の土をはぎとって、福島県内の中間貯蔵施設に運び込み貯蔵してきました。

写真は中間貯蔵施設です。

 政府は「中間貯蔵施設」にある汚染土を2045年3月までに福島県外で最終処分すると決め、その前の段階で8000Bq/kg以下の汚染土を運び出して、何カ所かで「実証実験」として行おうとしました。その候補地の一つが新宿御苑でした。候補地のいずれでも住民の反対運動が起こり、新宿でも反対運動が行われました。

 わたしたち「あるびれお」もできるだけの支援をしてきました。運動の成果で、新宿御苑、所沢などの実証実験は当面行われないことになりましたが、国は今後、日本全国へ汚染土をばらまくことを考えていると思われます。  この危険な行為を止めるため私達は今後も反対運動を続けていきます。

[放射能拡散に反対する会の反対署名にご協力下さい]
あるびれおも賛同団体になっています

https://www.change.org/p/止めるなら今-あなたのまちに放射能汚染土がやってくる-oppose-reuse-of-contaminated-soil-that-spreads-radioactivity

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