6月24日山桃を測定しました

 杉並区に住む方から
「今年は枝を切ったので、屋根の上の高い所になった実はとれなかったけれど」
と言って、青い実、赤い実が混じってキラキラ宝石のような山桃を届けて頂きました。
 フードプロセッサーにかけて10分間加熱後、30分間および18時間測定しました。
☆ 30分間測定結果はセシウム未検出でした。
30分間測定結果 重量628g
セシウム合計– +- –Bq/Kg
判定   核種     放射能濃度 絶対誤差     統計誤差 検出下限値 ピーク
下限未満 Cs-137     3.20Bq/Kg  +-3.34Bq/Kg     >100%      5.10Bq/Kg
下限未満 Cs-134                      4.73Bq/Kg
☆ 18時間測定の結果をみると、Cs-137とCs-134が検出下限値をわずかに上回って検出されています。
Cs137とCs134の比率がほぼ同じになっており、ピークも検出されていませんが、
2〜5Bq/Kgの範囲でセシウムが含まれていると考えました。

 この木に生った山桃を2011年に測ったところ、100Bq/Kgが検出されて、驚いた記憶があります。

18時間測定結果 重量628g
セシウム合計 3.79+-1.14Bq/Kg
判定   核種     放射能濃度 絶対誤差     統計誤差 検出下限値 ピーク
下限未満 Cs-137     1.94Bq/Kg  +-0.84Bq/Kg     38.4%       1.16Bq/Kg
下限未満 Cs-134     1.85Bq/Kg  +-0.77Bq/Kg     36.9%       1.07Bq/Kg

 

(測定員 梅村浄)

カテゴリー: 測定ブログ   パーマリンク

コメントは受け付けていません。