天ぷらも良し、おひたしも良しと、たいへん美味な山の恵み『山菜』。しかし、原発事故後は、野生のキノコに次いで放射能が高く、心配される存在になってしまいました。
このたび、福島県産の野生のこごみの測定依頼をいただきました。
参加者は7名。食品の放射能に関心を持っている娘さん(中学生)の代わりに、約2時間もかけて遥々参加してくださったお母さんもいました。
測定結果:
福島県産野生のこごみ(2019年5月採取) 955g
3時間測定
Cs137 検出19.5Bq/kg±4.1Bq/kg (検出下限値1.84Bq/kg)
Cs134 検出2.19Bq/kg±1.11Bq/kg(検出下限値1.71Bq/kg)
福島原発事故から8年7カ月。一度バラまかれた放射能は消えることなく、形を変えて移動しているのだと改めて感じました。
測定員:若月