福島県産の桃がスーパーの店頭に並んでいます。昨年測った時は、セシウム合計が8Bq/Kgありました。今年はどうだろうかと黄金桃を買ってきました。
まずフードプロセッサーにかけた黄金桃1124gを1800秒測定しました。結果は以下のようでした。
Cs-137 1.19+ -1.77Bq/Kg 検出下限値 2.80Bq/Kg ピーク検出(−)
Cs-134 検出下限値 2.61Bq/Kg ピーク検出(−)
これではセシウムがあるとは断定できません。
長時間測定では、発酵・膨張が予想されるので1002gに減らして54000秒(15時間)測定しました。
Cs-137 0.42+- 0.47Bq/Kg 検出下限値 0.75Bq/Kg ピーク検出(−)
Cs-134 0.88+ -0.47Bq/Kg 検出下限値 0.69Bq/Kg ピーク検出(−)
セシウム134は検出下限値を越えていますが、137は検出下限値以下で、セシウムがあるとは断定できませんでした。
1ℓのマリネリ容器を満たすには何個必要かなと悩みつつ、余分に買ってしまった黄金桃は、家族でおいしく頂きました。
測定員 梅村 浄