それは、測定員仲間がスーパーで北海道・花咲港水揚げのさんまの予約販売のお知らせを見かけたことから始まりました。
「北海道のさんま、放射能検出されていないみたいだから、買いたいな。」
(※全国さんま漁業協会 http://www.samma.jp/ に測定結果がのっています。)
「いいね、じゃあ、自分たちで測ってから食べよう!」
他の測定員にもお知らせしたところ、6名の測定員で、9月21日に共同測定することになりました。
当日は、スーパーの開店と同時に、新鮮な生さんま4キロ(23尾)を引き取り、生のまま7尾(1121g)を筒切りにして詰め込み、測定しました。
今回は、購入した当日に測った上で食べると判断した人は食べるのが目的でしたので、生のさんまを無駄にしない、ぎりぎりの1時間測定で終了です。
結果はCs134、Cs137ともに検出下限値未満。
検出下限値はCs134が1.86Bq/Kg、Cs137が2.00Bq/Kgでした。
共同での測定は、作業の面でも、費用の面でも軽くなりますので、とてもよかったです。
放射能測定、興味はあるけど、1.2リットルも検体用意するのは大変!とお考えの方も多くいらっしゃると思います。
ご希望が多く集まれば、誰でも参加できる共同測定の会を企画しますので、こんな品目なら参加してみたい、参加費が○○円くらいなら参加してみたい、など、是非ご意見をお寄せください。お待ちしております。
(測定員 青木直子)