ワカメの測定

 

海への放射能汚染の収束が見えないなか
海産物に不安を感じてる方も多いのではないかと思います。
ここはひとつ、岩手県に年2回の帰省をしている私が
測りましょう! ということで、
今年の夏は三陸でワカメを購入してきました。
子どもとともに
被災地支援列車「ポケモントレイン釜石号」で釜石へ。
さらに宮古、久慈と
震災前にも訪れた懐かしい地を巡ってきました。
朝の連続ドラマのヒットという明るい話題もあり、
この夏、三陸には多くの人が訪れたようです。
すっかり新しくなった、浜の施設。
震災直後の写真と見比べると
その道は大変なものであったろうと思います。
一方で、一階部分が空っぽの鉄筋のビルなど
いまだ爪あとの残る建物もあり、
道はまだ半ばであることを感じました。
* * * * * * *
さて、釜石の市場で買ってきた今年のワカメです。
湯通し塩蔵ワカメ(塩分10%)
863gを詰め、1800秒測りました。
Cs-137は検出下限値3.66Bq/Kg、
Cs-134 は検出下限値3.41Bq/Kgで
どちらも下限未満という結果でした。
1kgのワカメは無事食卓に乗り、
あるびれおの交流会で測定員への夏のおみやげとなりました。
塩蔵ワカメは水分も少なく、ある程度は常温にも耐えるので
比較的測りやすい食材です。
気になる方は測ってみてはいかがでしょうか。
     測定員 川嶋 哲子
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