12月14日に大分県産くぬぎ原木栽培のどんこ(乾ししいたけ)を測りました。
一箱分砕いたものを1Lマリネリ容器にいれて測りました。
119gしかなかったので、18時間測定にかけました。
測定下限値がCs-137が6.57Bq/Kg 、Cs-134が6.16 Bq/Kgでしたが、どんこのセシウム値は下限値以下でした。
しかし、なぜかI-131のピークがみられました。
そこで、2月1日に新宿代々木市民放射能測定所でゲルマニウム測定器でクロスチェックをお願いしました。
119.9gを500mLマリネリ容器に入れて、86497秒間測定後の結果です。
測定下限値がCs-137が0.23Bq/Kg 、Cs-134が0.16 Bq/Kgのところ、Cs-137のみ6.5Bq/Kg検出されました。
なお、I-131のピークは見られませんでした。
Cs-137は半減期が30年でCs-134は2年です。現在の比率は10:4となっています。
福島第一原発由来であれば、Cs-137の値をみるとCs-134はまだ検出される筈ですが、未検出となったので、
原水爆実験かチェルノブイリ由来のセシウムであることが推測されました。
測定員 梅村浄