3月18日、長崎県東松浦郡佐々町産の玄米からの米ぬかを、18時間測定

3月18日、長崎県東松浦郡佐々町産の玄米からの米ぬかを、18時間測定、重量は603gです。

セシウム合計 1.44Bq/kg± 0.78Bq/kg
● Cs-137  < 下限未満>  検出下限値  1.22Bq/kg

● Cs-134      <検出> 放射能濃度1.44Bq/kg 絶対誤差± 0.78Bq/kg 統計誤差 54.3%  検出下限値1.12Bq/kg ピークなし

今回k-40の数値が 468Bq/kg±94.0Bq/kg(検出下限値13.3Bq/kg)と高く、しかも統計誤差は2.2%と非常に少ない。またスペクトル表の波形を見ても、バックグラウンドの線からの乖離の度合い(差分)が大きい。
つまり、多めに存在したk-40が、Cs-134の数値に影響を及ぼし<検出>と誤認させたものと考えます。

Cs-134だけで検出されることはないという点からも、このセシウム合計値は信頼性に欠ける、従って米ぬかのセシウムは、あっても下限値未満と判断しました。
ぬかにはカリウムが多いのですね。

(山羊)

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