4月27日チェルノブイリ汚染茶の共同測定会を開きます

 

西東京生活者ネットワークの事務所に、「1986年三重県産の放射能に汚染された茶葉」が複数保管されていることがわかりました。
同年4月のチェルノブイリ原発事故により、遠く日本まで降り立った放射能が、生活クラブの共同購入用の茶葉から検出され、そのことに衝撃を感じた当時の関係者らが缶詰にして共同保管したもの、とのことです。

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当時の国の基準値は1kgあたり370ベクレル。
この茶葉の検査結果は、「高いもので1kgあたり227ベクレルの汚染がありました」と表記されています。
セシウム137の半減期とされる30年にあと2年とせまるこの時期まで、これらの茶葉が相当量、保管されていたことは驚きです。
缶詰の側面には、「原発の危険性を心にとどめ」、また「反原発の思いを持ち続けるために」当時の関係者が共同保管を思いついたこと、そして、「原発事故が後世に永く影響をもたらすことを実証」するため、何年かのちに再検査をしようとの意向を持っていたことが、書き留められていました。

せっかくの検体ですので共同測定としたいと考えております。

検体は無料で提供いただけるため、賛同・参加いただける方には、測定料2000円を人数分で割った金額をご負担いただくことといたします。

測定日時は4月27日(日)10時からです。

関心をお持ちの方は、どうぞご参加下さい。

 

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