当日は測定員5人と市民の方3人が参加して、2種類のブルーベリーを測りました。
☆西東京市産ブルーベリーは、まるごと加熱後、847gを30分間と18時間測定しました。
30分測定結果は
核種 放射能濃度 絶対誤差 統計誤差 検出下限値 ピーク検出
Cs-137 3.70Bq/Kg
Cs-134 3.23 Bq/Kg +-2.19Bq/Kg 67.6% 3.45Bq/Kg
K-40 19.5Bq/Kg +-25.1Bq/Kg >100% 40.9Bq/Kg P
18時間測定結果は
核種 放射能濃度 絶対誤差 統計誤差 検出下限値 ピーク検出
Cs-137 0.84Bq/Kg
Cs-134 0.61 Bq/Kg +-0.49Bq/Kg 79.6% 0.78Bq/Kg
K-40 29.9Bq/Kg +-8.3Bq/Kg 19.2% 9.24Bq/Kg P
上記の結果からセシウムは1.6Bq/Kg以下であると推測されます。
☆小平市産ブルーベリーは、フードプロセッサーにかけて加熱後、1106gを30分間測定しました。
30分測定結果は
核種 放射能濃度 絶対誤差 統計誤差 検出下限値 ピーク検出
Cs-137 2.81Bq/Kg
Cs-134 2.63Bq/Kg
K-40 26.1Bq/Kg +-19.4Bq/Kg 74.4% 31.1Bq/Kg P
上記の結果から5Bq/Kg以下であると推測されます。長時間測定は行いませんでした。
希望者で分けて各自持ち帰りました。
測定時間中に、過去のブルーベリーデータを皆でチエックしました。
農林水産省のデータでは2012年7月の福島県田村市ブルーベリーでセシウム合計160Bq/Kg、2013年7月の福島県白河市で21Bq/Kg、2014年6月では栃木県那須塩原市で13Bq/Kgの値が最も高い値でした。
輸入品のブルーベリージャムを厚労省が2012年に測った値では140~220 Bq/Kgのセシウ ムによる汚染が見つかりました。
ほとんどがポーランド原産で、ごく一部がウクライナ産でした。
測定員 梅村浄