新宿御苑における放射能汚染土再利用の「実証事業」に関する意見書の提出を求める陳情にご協力下さい

 12年前の東北大震災で東京電力福島第一原発事故が起こり、現地では汚染された土の除染作業が続けられてきました。環境省はこの放射能汚染土の再利用を目指して、新宿御苑、所沢、つくば市で実証事業を行う計画を発表しました。

 新宿御苑は都民だけでなく全国から多くの観光客が訪れ、近隣の子ども達の遊び場としても人の出入りが多い場所です。

 新宿御苑に放射能汚染土を持ち込めば、雨水に染み込んだ放射性物質が地下水を汚染する可能性、強風に巻き上げられた土埃に含まれる放射性物質による外部被曝の人体への影響が予測されます。

 昨年12月21日に開かれた地域説明会には28人の住民しか参加しないまま、事業が実施されようとしています。

 西東京市の土壌に含まれる放射能値を測定して、市民に警鐘を鳴らしてきた「あるびれお」は、高濃度に汚染された土が新宿御苑、所沢市、つくば市を皮切りに、全国にばら撒かれる危険性を強く感じています。

 2月25日のNHKニュースでは環境省は地元での反対の声を受けて、年度内の事業開始を見送ったと報道されました。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230225/k10013990461000.html

 「新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会」は、新宿区議会が環境省に意見書を提出する陳情の署名を集めています。さらに反対の声を届けるために、どうぞ署名にご協力下さい。

プリンターで印刷して、署名後、以下の住所にお送りください。

署名者は一人でも構いません。3月10日が締め切りです。

送り先:

 〒164-0011

東京都中野区中央2-48-4 小倉ビル 1F

〔新宿御苑への放射能汚染土持ち込みに反対する会〕

 伏屋弓子 

プリントできない方は「あるびれお」の梅村(090-7216-1704)までご連絡下さい。署名用紙を郵送いたします。

カテゴリー: お知らせ   タグ:   この投稿のパーマリンク

コメントは受け付けていません。