6月18日公民館企画事業「ホントにいいの?原発回帰政策の先にあるものは?」を開きました

 2023年6月18日(日)田無公民館で「ホントにいいの?原発回帰政策の先にあるものは?」公開講座を実施しました。講師の満田夏花さんは環境NGO FoE Japanの理事・事務局長で週刊金曜日(2023年2月10日号) 月刊誌「世界」(2023年4月号)に原発回帰のことを掲載しています。「民意不在」の批判をかわすためか、あわただしく開かれた原発回帰説明会での民意の批判を報告し、問題点などを整理しています。
 公開講座では ①電力の需給ひっ迫?ーGX(グリーントランスフォーメーション)と原発回帰の法制化 ②GX基本方針ーGX推進法案とGX脱炭素法案それぞれの問題点 ③原発が気候変動対策にならないさまざまな理由ー核のゴミと核燃料サイクルなどについて講話していただきました。

 参加者のアンケートには「事故の責任をとらず、解決できない『ゴミ』問題があるにもかかわらず原発を続けるのは許せない。」「このような法案が次々と通ってしまう現代、国民・マスコミ等が許してしまうことに問題の根本がある。おかしなことは声をあげなければ・・・」などのメッセージが寄せられています。ドイツの「脱原発」達成のことをふれているアンケートも複数ありました。福島第一原発事故を教訓に原発推進から脱原発にエネルギー政策を転換し、2023年4月15日 最後の3基の原発が運転停止したことです。
 参加者はスタッフなどを含め計35名でした。

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