みかんの共同測定会の続きで、西東京市向台町産ゆずを長時間測定しました。ゆずは皮ごとフードプロセッサーにかけて、種を採りのぞいた後、加熱処理しました。
2回18時間測定を行いました。
2月5日 重量1032g
核種 放射能濃度 絶対誤差 検出下限値 ピーク検出
Cs-137 1.42 +-0.53 0.68 あり
Cs-134 1.32 +-0.49 0.64 あり
K-40 83.4 +-17.3 7.49 あり
セシウム合計 2.76+-0.72Bq/Kg
2月7日 重量1032g
核種 放射能濃度 絶対誤差 検出下限値 ピーク検出
Cs-137 1.27 +-0.51 0.68 あり
Cs-134 1.39 +-0.50 0.64
K-40 85.4 +-17.6 7.49 あり
セシウム合計 2.66+-0.71Bq/Kg
現在のセシウム137/134の比率は10/4とされています。その点があわないのですが、このゆずは2~3Bq/Kg程度のセシウムを含んでいる可能性があると言えます。
加熱処理をしていたお陰で、長時間にわたって室温に放置しても腐敗膨張がすすむことなく、無事に測定を終えました。
測定員 梅村浄