福島県産梨の測定と発酵対策

9月28日に前回の福島県産黄金桃に引き続いて、秋の果物である福島県産梨の測定をしました。スーパーの食品売り場に並んでいた梨です。

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フードプロセッサーにかけた梨1067gをマリネリ容器に詰めました。1時間測定結果はCs-137の値は空欄(検出下限値2.09Bq/Kg)、Cs-134は1.14+-1.25Bq/Kg(検出下限値1.95Bq/Kg)で、どちらも検出下限値を下回っていました。

先日の黄金桃の測定では、器内で発酵膨張して、汁があふれ出ました。今回は発酵を防ぐ方法として、フードプロセッサーにかけた梨を鍋に入れて10分間余り煮立てました。分量も963gに減らした後に18時間測定しました。

 

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加熱したお陰で、梨は全く発酵せず、膨張も見られませんでした。Cs-137の値は空欄(検出下限0.75Bq/Kg)、Cs-134は0.35+-0.44Bq/Kg(検出下限値0.70Bq/Kg)で、どちらも検出下限値以下でした。

持ち帰った梨は再び鍋に入れて加熱し蜂蜜を加え、ジャムにしました。

測定員 梅村浄

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