千葉県産あさりの共同測定

仕入れた富津産あさり8キロは、蒸して身を外すとわずか742gにまで減少し、
1リットルのマリネリ容器に満たないのでは・・・?と心配されましたが、
なんとかギリギリクリアしました。
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1800秒(30分)の測定結果
Cs137  5.37Bq/kg±2.69Bq/kg 検出下限値/4.26Bq/kg
Cs134  なし         検出下限値/3.97Bq/kg
3600秒(1時間)の測定結果
Cs137  1.76Bq/kg±1.95Bq/kg 検出下限値/3.04Bq/kg
Cs134  なし           検出下限値/2.82Bq/kg
64800秒(18時間)の測定結果
Cs137  0.62Bq/kg±0.61Bq/kg 検出下限値/0.97Bq/kg
Cs134  0.39Bq/kg±0.57Bq/kg 検出下限値/0.90Bq/kg
30分測定では、Cs137が不穏な動きを見せたものの、測定時間を追加し、
検出下限値を追い込んでいった結果、18時間測定ではいずれも検出下限値未満となりました。
あさり8キロの購入代金は7800円でした。
外部の方にも参加を呼びかけた結果、参加者は12名となりましたので、
測定代金を3000円(カンパ1000円)とした上で、一人あたりの参加費は900円となりました。
あさりお持ち帰りは計5名。
私はあまり悩まず、佃煮にしてしまいました。
海産物の測定は、やはり共同測定にむいていると思います。
測定をしながらみんなで見ていた海産物測定資料情報によると、
タラの放射性濃度が高い傾向があることが分かりましたので、
次はタラの共同測定を実施する計画を検討しようという話も出ました。
もし実現すれば、鍋の季節にうってつけのプロジェクトになりそうですね(^^)
      測定員 加藤涼子
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